2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ねじり応力とは②~鉄筋コンクリート造の場合

どうもimotodaikonです。 今回も前回に引き続き、ねじり応力についての記事になります。 前回鉄骨を扱ったので今回は鉄筋コンクリートの場合を考えます。 大梁や杭基礎に生じるねじり応力 鉄筋コンクリート造においてもねじり応力が生じる場合があります。大…

ねじり応力とは①~鉄骨造の場合

どうもimotodaikonです。 今回はねじり応力について考えます。 ねじり応力とは ねじり応力とは、部材に生じるねじれる力のことです。 鉄骨造、鉄筋コンクリート造問わずねじり応力が生じるパターンは往々にしてあります。 今回はねじり応力が発生しやすい状…

鉄骨造③_二次部材~小梁の計算

どうもimotodaikonです。 前回、RH(ロールエイチ)の断面性能の算出を行ったので、それをもとに今回はより実践的な部材の検討を行ってみたいと思います。 断面算定とは 断面算定という言葉は構造設計ではよく用いられます。 断面算定とは、材に作用する荷重を…

鉄骨造②_断面性能の算出

どうもimotodaikonです。 今日はH形鋼の断面性能の算出方法について触れていきます。 規格化されたRHなどは、JFEスチールや日鉄住金の断面性能表を見れば簡単に分かりますが、それらの数値の導き方を知っておくことも大切だと思います。 比較的設計で使うRH-…

官庁施設②_ 層間変形角の制限値

どうもimotodaikonです。 今回は、官庁施設の大地震時の層間変形角の制限値について解説していきます。 以前の記事でも触れましたが、 層間変形角とは、各層のスラブ間の変形量を示す指標です。 ルート1の許容応力度設計以外では必ずチェックする項目になり…

層間変形角とは

どうもimotodaikonです。 今回は、層間変形角というものに触れていきます。 (層間変形角は二次設計の内容になります。本来は一次設計から順を追って解説するべきだと思うのですが…。気まぐれで書いているのでお許しください。一次設計、二次設計の違いについ…

官庁施設①_ 大型車両等車輪圧による床版設計用荷重について

どうも。imotodaikonです。 今回は官庁施設において大型車両が出入りする場合のスラブの設計における注意点についてお話します。 ネットにもUPされていますが、「平成30年版建築構造設計基準」のP.11にスラブに作用する荷重について明記されています。内容は…

鉄骨造①

今日は鉄骨構造について解説していきます。 まず、建築物には主に ・鉄骨造(S造) ・鉄筋コンクリート造(RC造) ・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) ・WRC造(壁式構造) ・木造 等があります。 一般に戸建ての住宅は木造や壁式、鉄骨造(軽量鉄骨など)で作ることが…